台湾13日目 台南5㎞

●今日は台南でぶらぶらデー

●朝素食の点心を食べに行く。おいしそうな点心がたくさん並んでいて、ほくほくしながらたくさん取る。食べすぎてしまった。素食は肉、魚、ほか動物性のものをつかわない料理。卵とか乳製品はOK素食、ニンニク、ねぎなどねぎ系の香りの強い野菜もNG素食とか、いろいろ細分化されているらしい。台湾には小さい町でもだいたい素食屋さんがある。でも素食といってもヘルシーというわけでなく、油を使って揚げたり炒めたりしてあるものが多い気がする。

●成功大学をぶらぶら。大きなキャンパスで、緑が多くて、北海道大学みたい。地元のおじいちゃんおばあちゃんものんびりしている。

●荷台のねじが一つとれているのに気づいて、ジャイアントショップに持っていってねじをつけてもらう。いくら?と聞いたら、おかねはいらないよと。何も言わずにブレーキとかもチェックしてくれた。

●昨日食べたプリンが気に入り、またプリンを食べに行く。台南はプリンのおいしい店がけっこうあるらしい。今日行ったのは福吉雅というお店。店の外観がものすごくかわいい。こういうお店をやりたいよ。何売ろうかな。お店のお兄さんもとてもいい人だった。さっぱりプリンでおいしかった。暑いところの牛は、乳脂肪が低めのさっぱりした牛乳になるので、台湾のプリンはさっぱりしているのではなかろうか(予想)。日本もまた原点回帰でシンプルプリンがくるのでは(予言)。

●たくさんの人でにぎわっている店があったので、そこで夜ごはんを食べる。田ウナギの入った意麺。田ウナギは、生だと真っ赤な身(けっこう濃い赤でグロい)なのに、火を通すとふつうのアナゴみたいになる。あなごとうなぎの中間のような食感。意麺は揚げた太麺。ウスターソースみたいな味のあんかけがかかっていた。

●食後のデザートで、また別の店のプリンを食べようと思って、頼んだのがプリンではなくわらびもちみたいなデザートだった。粉粿というらしい。もちもちプルプルでおいしい。豆花、小豆、白玉などトッピングして、幸せだ~。台湾の甘いものは素朴で飾らない感じのものが多い。本当に大好きだ。小豆も豆の味がしておいしい。もちもちぷるぷるなものが多いのも最高。

疑問なのは、料理はけっこうがっつり甘くしてあるものが多いのに、なぜデザートは素朴な甘さなんだろう~?

●台南で気に入ったスポット「台湾文学館」

東京駅のような建物で、中は図書館があったり、いくつか展示がしてある。天井が高く、椅子もたくさんあって静かなので、休憩したりぼーっとするのによさそう。私が行った時はちょうど日本と台湾の文学交流というテーマの展示だったため、日本語で解説が書かれてあった。

印象的だった言葉は「次に生れてくる時は、どんなに貧しい国でもいいから自分の国に生まれたい」(どなたか作家の方の言葉。ちょっとうろ覚え)

日本という歴史の長い国にたまたま生まれて育ってきて、そういう思いをしたことがない。

台湾の大学生の朋友ちゃん達と話したり一緒にいたりすると、ふとしたときに、この子たちは自分の国が好きで誇りを持っているんだなと感じることがある。私が大学生の時は、正直日本が好きと思ったことなかった気がする。むしろ外国に憧れをもっていた気がする。色々考えさせられます。

また、私が台湾でかっこいいなあと思う建物は、日本統治時代に建てられたものが多い。日本人だからどこか感じるものがあるのか、良く分からないけれど。台湾には本当に昔の建物が多く残されているなあ。しかも現役で使っているのがすごい。

 

 

 

素食の点心、ひとつひとつがぎっしりしていて重量感がある。満腹。 

 

 

成功大学の門。かっこいい。

 

成功大学、中の様子。

 

色つきタピオカのお店。ボバ? バブル→バボー→ボバ???

 

 

全美戯院。

手書きの映画看板。台南はアンリー監督が育った街で、この映画館もよくきていたらしい。

「飲食男女」(邦題は『恋人たちの食卓』)というアンリー監督の映画、とてもいい映画です~。(私が台湾好きと知った知り合いの人がすすめてくれた映画)

 

 

昨日に続いてえび飯②(矮仔成蝦仁飯)こっちのお店の方が好き。

 

 

国立台湾文学館

 

中に図書館もある

 

 

日本語の説明

 

たたみのベンチ

 

台湾地図発見。走ってきた道のりを眺めてしばらく一人悦に入る。

たぶん昔の地図。日本語で書かれている。ゴルフ場ってそんなに昔からあったのかな?

 

 

福吉雅のプリン

 

福吉雅のかわいい外観(この写真はかわいさを表現できていない。本物はもっとかわいい)

 

田ウナギ意麺

 

もちもちプルプルデザート、最高。