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台湾11日目 朴子ー北港ー台南ちょい手前の町71㎞

 

朝から曇り。今日は一旦北港、新港に北上してから台南方面へ南下する予定。

新港には行きたいスポットがあった。

頂菜園というところで、昔の農村の農具や生活家具などが展示されているらしい。そういうの大好き〜〜。ホームページを見て、ここ絶対寄りたい!と思っていたのだ。

localfarm.ho.net.tw

出発早々、雨がポツポツ降ってきて、雷も鳴り出した。カッパを着て平原の中をゆっくり走る。

頂菜園に着いた頃には雨は本降りになっていた。

あれ、、、?なんか予想していた感じとはちょっと違うかも?そして誰もいなさそう。しばらく入り口近くのベンチで雨宿りして、中に入ってみると、暗い建物の中から農家のおばちゃん風の人が出てきて、チケットを売ってくれた。

奥に細長く建物が続いていて、部屋が幾つかに分かれている。建物の中も薄暗い。昔の農具、化粧台やベッドなどの嫁入り道具、屋台、自転車、美容院を再現してあるコーナーなど。面白くて興味深く見たんだけど、土間や野外に設置してあってほぼ野ざらし状態+薄暗いので、不気味さまんてん。柱には綾小路きみまろが言いそうな中国語バージョンの一言が書いてあり、(「結婚前の男女の話は全て愛の囁きだが、結婚後の男女の愛の囁きは全てくだらない話」みたいな。)妖気というか、昭和というか、秘宝館的というか、つげ忠男の世界というか、何と表現したら分からないけれど、すごい空間。

奥には中庭のようなところがあって、蒋介石の像が建っていたり、何でもありで、すっすごいぞ。

園内の写真を見る感じだと、農業体験ができるようなので、晴れた休日は、全然雰囲気が違うのかもしれない。

予想とはかなり雰囲気が違っていたけどなかなか面白かった。変な空間。わざわざ寄るほどでもなかったけど、行けて満足。

その後近くのケーキ屋にも行きたかったけど、開店が13:00からで時間が空いてしまったので、先に北港の媽祖を見に行くことにした。

北港の街に入ると、街じゅう胡麻油の香り。胡麻油工場があって、名物のようだ。

にんにくも名産地のようで、たくさん露天が出ている。

この辺りの人たちは顔が赤茶色で、平たい顔の人が多い。男女とも日に焼けてたくましい感じ。

北港にも大きな媽祖廟があるので、祭りで賑わっていた。媽祖廟は大きくて立派!

正面の通りはお土産屋さんや食べ物屋がずらっと並んでいる。

お参りした後何か食べようかな、そろそろ携帯の充電もしておこう、と思った時、充電器がないことに気付いた。あああ〜〜、やってしまった。

ホテルの部屋に忘れたんだ。急いでホテルへ電話する。通話料のあるプランで本当に良かった。こういう時電話が必要なんだと理解した。電話は筆談とボディーランゲージが通じないので、必死で英語+中国語で説明する。なんとか通じたようだ。ほっ。

北港の街をもう少しゆっくり見たかったけれど、気が気じゃないので、ホテルへ戻る。(10㎞)

ケーキも食べたかったけれど、また今度。(飛茉莉蛋糕Family Cake、とってもおいしそうなケーキ屋さん)

急いで戻ったのでホテルへ着いた時は膝がガクガク。でも充電器が見つかってホッとした。ライフライン。携帯がないと生きていけなくなってしまった。

台南方面へ走り出してしばらくすると、雨が激しく降り始めた。雨が当たると痛いくらいの強い雨。視界も悪い。周りは畑が広がっていて何もない。宿まであと40㎞ちかくあるのに。このまま暗くなって雨がこの調子だったらもうだめだ。警察があったら一晩泊めてもらおう。モーテルがあったらもう入っちゃおう。と考えながら進むが何もない。携帯電話も濡れたら壊れそうなので後ろのバッグに入れる。幸い道路はひたすらまっすぐ南下するだけなので、とりあえず進む。体が熱い。風邪をひきかけているのか、自転車をこいでいるからなのかよくわからない。

しばらくすると雨が少し弱まり、セブンイレブンが見えたので、休憩。東海道の旅の時も、今回の台湾も、本当にセブンイレブンには何度も助けてもらったよ。NO7-11,NO LIFE。カップラーメンとガーリックパンを食べて元気を出す。

台湾のガーリックパンは激しくガーリックが効いている。胃が弱い人はたぶんやられちゃうと思う。元気がなくなっている今はちょうどいい。

日本のお守りの神様と、媽祖様にお祈りしながら進む。雨はすこしましになってきた。いくつかの集落を越えて、やっと台南市に入る。うう~、よかった。宿のある集落まであと5キロの表示。よし!!!

宿に着いた時は本当にほっとした。

今日は無茶をしたと反省。やっぱり天気の悪い日は無理に走っちゃいけないな。もっと目的地を近くに設定すればよかった。

でも、もし充電器を忘れていないで、のんきにケーキ屋に寄っていたら完全にアウトだった。媽祖様ありがとう。

しばらく台南でゆっくりしよう、と決めて寝る。

この悪天候の中、無理めに走ったけれど、なにもわがままを言わず、問題なく一緒についてきてくれた私の自転車(銀太と呼んでいる)。本当にありがとう。君はよくやった。すばらしい。

この天気の中もしパンクしたら、私の心もパンクしたと思う。

自転車っていうかわたしの相棒。愛着がいっそう湧いた日だった。

 

 

今にも雨が降りそうな天気

 

台湾の軽トラは、必ずナンバープレートの数字が後面に大きく書いてある。ひき逃げされた時目立つように??

 

ここから頂菜園の写真特集です~~

 

昔のバス

 

 

???

 

綾小路きみまろみたいな一言

 

乳母車

 

化粧台

 

昔の農機具

 

富国強兵とか産めよ増やせよとかが頭に浮かぶ

 

中央に蒋介石の像

 

味のある自転車

 

置物かとおもったら本当の猫だった

 

トトロとのび太

 

不思議なところだった、、、

 

 

北港の媽祖廟 (このあと充電器を忘れてきたことに気づく)