台湾8日目 彰化ー嘉義84㎞

●朝4:30頃、爆竹の爆音で目覚める。しかも30分以上鳴り続けている。そういえば昨日もお祭りの山車みたいなのが出て、盛り上がっていたな。何かお祭りがあるのかな。にしても早朝すぎやしないか…

●今日は午後から雨の予報なので、早めに出発して進めるところまで進もう。とりあえず縣道一号線を南下して、西螺を目指す。

●縣道一号線は、ものすごい数の人が歩いている。何キロも人は途切れない。いったいどこまで続くんだ。昨日見たあの赤地に派手な刺繍の施された旗、黄色いお札みたいなのがいっぱいついている棒みたいなのをみんな持っている。歩いている人もいれば、自転車の人もいる。軽トラの荷台にたくさんの人が乗っているのも見かける。道路は爆竹のごみで赤くなっていて、掃除をしている人多数。ちょっとまちに出ると、マラソンの給水地点みたいに、水とかお菓子とか色々なものを無料でみんなに提供している。ああ~、これが媽祖のお祭りなんだ!!(旅行前、ルート決めをするときに、宿候補地として北港という街も考えていたんだけど、旧暦の3月に媽祖の誕生祭があるということをその時ちらっと知った。まさかこんなに大規模な行事だったとは!)

媽祖は女性の神様で、航海や漁業の守護神だそう。

※帰ってから調べたこと:「大甲媽祖巡行」台中にある大甲の鎮瀾宮から8日かけて330キロ、台中、彰化、雲林の各地の媽祖の寺を歩く、年に一度のイベント。全行程参加しても、一部参加しても、何の手段で参加しても、そのへんはゆるくていいらしい。私は狙っていなかったんだけど、たまたまこの祭りとドンピシャにあたってしまった。ラッキーだ!

●もらったもの:ペットボトルのお茶×たくさん スイカ キャラメル 赤い餅

●西螺にも媽祖の寺があるので、街中おまつり騒ぎ。

この街は醤油の会社がいっぱいあって、醤油の観光工場を見に来た。丸荘醤油に行ってみると、醤油の製造工程がかいてあり、もろみの香り~。黒大豆を使うこと以外は、日本の醤油の作り方と同じ!台北に帰ったら、買って帰ろう~(と思って、買い忘れてしまった)

太川さんと蛭子さんのバス旅(映画版)で二人と三船美佳さんが一日待ちぼうけをくらった街でもある。バスセンターを写真にとろうと思っていたけど、街中とにかく人がすごいので、先へ進む。

●虎尾の製糖工場を見に行く。虎尾の方は媽祖ルートからは外れているみたいで、急に静かな田舎道になる。

●自転車用手袋をどこかに置いてきてしまったみたいで、虎尾のジャイアントで新しい手袋購入。東出昌大似のさわやかお兄さんが手伝ってくれた。しかも日本語が上手!この旅であったイケメンナンバーワン。ぜひ、イケメン好きのみなさんは訪れてみてください!

●虎尾の製糖工場は現役で営業している。サトウキビを運ぶ電車も動いていた。

●雲行きが怪しくなってきたけれど、明日から数日雨の予報なので、今日中に嘉義に着きたい。途中から雨が降り、次第に強くなって、雷も鳴っている。天気急変するなあ。あと10キロ…。慎重に走る。17:30頃嘉義到着。よかった…。

宿でゆっくりする。ごはんを食べに外に行く元気がないので、西螺でもらった禁断の赤い餅を食べてみる。中にナッツごま餡が入っていて美味しい。

 

 

西螺の途中、田尾は園芸店が集まっているエリア

 

 

媽祖巡行

 

西螺のまち

 

あやしい赤い餅

 

 

虎尾の製糖工場

 

 

オムライスと海老フライのセットだと思ったら、

オムライス、天ぷら、キムチのセット(しかも天つゆが激甘)

 

雲行きが…

 

 

無事着いてよかった。嘉義の駅前